ビールの味や香りなどについて

実際にビールをレビューする前に味や香りなどの違いについてまとめたいと思います。

基準を決めておくことで客観的に評価ができ、自分の好みに合ったビールを見つけやすくなります。

ぽてまる
ぽてまる

お酒は大好きだけど、ビールは苦くてあまり得意ではなかったので飲むのを避けていた私。

飲み仲間が美味しそうにビールを飲んでいるのをみて何年振りかに飲んでみたら

「あれ、飲めるかも!!おつまみ、料理にも合う!!美味しい!!」となり、

今では最初の一杯目は必ずビールからになったよ🍺o(>∀<*)

見た目

ビールには淡色から濃色まで様々な色があります。これぞビールという黄金色のものからカラメルソースのような色の濃いものまで存在します。
主に原料である麦芽(モルト)の色に由来し、麦芽(モルト)の種類や焙燥時の温度によってその色合いは変わります。見た目だけでなく味にも違いが生じます。

のどごし

ビールが喉を通過するときの清涼感であったり爽快感のことです。
清涼感やなどが高いと「のどごしが良い」とされています。

香り

ビールの香りには麦芽、ホップ、原料、酵母の種類などによって以下の香りが複雑に組み合わさってできています。

  1. エステル香
    • 酵母が発酵する際に生まれる香味成分のことで、ビールや酵母の種類、育成方法などによって香りが異なります。
    • フルーティーさや花のような香り、芳醇な香りのもととなるものです。
  2. モルト香
    • 原料である麦芽(モルト)から生まれる香りで、麦芽の種類や焙燥時の温度によって香りが異なります。
    • パンやビスケットなどの香ばしい香りやキャラメルのような甘い香りが特徴です。
  3. ホップ香
    • ホップにはビールに苦みや香りをもたらす成分がはいっています。
    • ホップの種類や使用量などによって、柑橘系の香り(シトラシー)/花のような香り(フローラル)/香辛料のような香り(スパイシー)、青草のような香り(グラッシー)などが感じられます。

苦味・甘味

苦味はホップ(苦みや香りをもたらす成分のはいった植物)に由来し、甘味は麦芽の種類や焙燥度合いにより異なります。

コク・キレ

・コクは麦芽(モルツ)のエキスやホップ、アルコール量などの成分が多いほど感じやすいといわれています。コクがあるという表現は甘味、旨味、苦味、塩味、酸味のバランスが取れている状態をいいます。
・キレは後味で判断され、キレのあるビールとは一般的に短時間で味の強弱がハッキリとしていて後味がスッキリしているものをいいます。

ぽてまる
ぽてまる

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